自動車産業、栗きんとんや五平餅! 愛知、岐阜両県知事が魅力を語った「ラリージャパン開催決定会見」で地域密着イベントの味わいは?【東京モーターショー2019】

ラリージャパン会見

■待ってました!「ラリージャパン開催決定会見」

2019年10月24(木)~11月4日(月・祝)に東京ビッグサイト・お台場周辺エリアで開催中の東京モーターショー2019で、「ラリージャパン開催決定会見」が行われました。

ラリージャパン会見
会見が行われた南3ホール、オートサロンブース。

世界で最もチャレンジングなモータースポーツとして知られている、WRC(世界ラリー選手権)。レースというと“サーキットの中で競う競技”というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、WRCは競技のために閉鎖された公道を主に使います。

豊かな自然に囲まれた森林、雪の積もる峠道や岩の突き出た悪路、土埃の舞う砂利道やアップダウンの激しい舗装路など、「そんな所をそのスピードで走るの!?」と度肝を抜かれるドライビングテクニックを間近で見ることができるのが最大の魅力です。

ラリージャパン会見
2019年WRC開幕戦モンテカルロ。

そんなWRCが2020年11月に「ラリージャパン」として、10年振りに日本にかえってきます!

「WRCを日本へ!」というスローガンのもと、2018年に発足されたWRC日本ラウンド招致準備委員会は翌年のラリージャパン開催を目指して活動してきましたが、残念ながら実現にはなりませんでした……。

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ラリージャパン運営事務局長 高橋浩司氏。

WRCはFIA(国際自動車連盟)が公認する世界選手権のひとつで、4輪レースではF1やル・マン24時間レースで有名なWEC(世界耐久選手権)も含まれます。ラリージャパンは2004年から2010年にかけて6回北海道で開催された実績がありますが、再び日本で開催するには私達の想像を遥かに超える苦労があったと思います。

その努力がついに実を結んだのです! 会見で少しホッとした表情を見せた関係者の方々を見て、胸が熱くなりました。努力はやはり裏切らないものですね。

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2020年はF1、WEC、WRCと日本で3つの世界選手権が行われます。豪華すぎる~!

しかもラリージャパンは全14戦で争われるシーズンの最終戦。

高橋浩司氏は「チャンピオン争いの決戦の舞台となる可能性が非常に高いです。競技の参加者の皆様に公平で安全な決戦の舞台に相応しいコースを提供すると共に、11月の紅葉が美しい日本の景観も楽しんでもらえるようなラリーをつくっていきたいと思います」と意気込みを語りました。

ラリージャパン会見
歴史あるWRCラウンドの中に「ラリージャパン」の文字が!

開催地域は愛知県(豊田市、設楽町、新城市、岡崎市、名古屋市、長久手市)、岐阜県(中津川市、恵那市)の8市町を予定。大会本部となるヘッドクォーター、そして競技車両の発着と設備を行うサービスパークは、長久手市の愛・地球博記念公園に設置されるとのことです。

会見に訪れた愛知県知事 大村秀章氏は「東京モーターショーで発表でき、とても嬉しいです。11月の愛知は紅葉がキレイなので、ぜひ多くの人に来てもらいたいですね。愛知県は自動車産業の中核の地域です。日本のモータースポーツを愛知県、岐阜県から世界に発信していきたいと思います」とアピール。

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愛知県知事 大村秀章氏

リトアニア大統領が岐阜に訪れているということで、会見に参加できなかった岐阜県知事・古田肇氏からはビデオレターが送られました。

「歴史と伝統を誇る世界最高峰のラリー選手権が岐阜、愛知の両県で展開されますことを、非常に嬉しく思います。岐阜県は清流の国。3,000m級の山々から海抜0mまで豊になれる清流に恵まれた地域です。ルートとなる中津川市、恵那市には恵那峡などの美しい自然、岩村城などの戦国時代の山城、栗きんとんや五平餅といったグルメなど魅力満載です。そして、WRCの迫力は必ずや感動の渦を巻き起こしてくれると確信しています」

ラリーは公道を走行するからこそ生まれる、地域密着の競技。その土地の歴史や文化を楽しめるのも良いですよね。

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岐阜県知事 古田肇氏

さらに自由民主党モータースポーツ復興議員連盟会長 古屋圭司衆議院議員と役員、恵那市市長(現役ジムカーナードライバーなのだそうです!)も集り、ラリージャパン開催決定の喜びを爆発させました。

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高橋氏、大村知事、古屋衆議院議員、自由民主党モータースポーツ復興議員連盟役員、恵那市市長で記念撮影!

■ラリージャパンテストイベントに大物ゲストがやってくる!

また、ラリージャパンテストイベントとして2019年11月7日(木)~10(日)に愛知県、岐阜県にまたがる中部地方の山間部で開催される「Central Rally Aichi/Gifu2019」の概要も発表されました。

このイベントでは、WRCに参戦中のTOYOTA GAZOO RacingからヤリスWRCのトップクラス・ワークスカーが参戦。ヤリスWRCには、WRC併催下部クラスにあたるWRC2で優勝経験があり今後の活躍に期待がかかる勝田貴元選手が乗り込むとのことです。

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「Central Rally Aichi/Gifu2019」概要。

個人的に胸アツなのが2003年WRCチャンピオンで、スバル・ラリーチームのエースとして大活躍したペター・ソルベルグがこのイベントのために来日してくれるということ!

今シーズンをもって全ての競技からの引退を表明したペター。当日は競技への参加はないものの、デモランやトークショーなどでファンサービスをしてくれるとのことです。

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イベントの開催概要を説明する高橋氏。

実は私、WRCが日本で最後に行われた2010年のラリージャパンに家族で観戦に行ったんです。そこで見たペターのファンサービスの良さに、すっかり家族で虜になってしまいました。

最後の日本来日と思うと寂しいですが(涙)、ファンの方は参加必須ですね!

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2010年ラリージャパンで撮影した、ペター・ソルベルグ。

さらにペターの息子、オリバー・ソルベルグ(17歳)の来日も決定! オリバーは2019年ERC(ヨーロッパラリー選手権)第3戦ラリー・リエパヤで初参戦にして初優勝を成し遂げた、将来が楽しみなドライバーの1人です。

ソルベルグ親子の夢の共演も楽しみですが、ペターの父親姿を見られるのも楽しみだったり☆

【開催概要】

開催日時:2019年11月7日(木)~10日(日)※競技は9~10日
開催場所:愛知県長久手市 愛・地球博記念公園(サービスパーク/HQ)を起点とする愛知県内、岐阜県内の一般道路、林道および公園
競技会の格式:FIA公認 国際格式、JAF公認 国内格式
SSコース概要:舗装路(ターマック)

(yuri)

【関連リンク】

「Central Rally Aichi/Gifu2019」オフィシャルサイト
https://central-rally.jp/

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