【SUPER GT2019】もっと暑くなれば?課題はあるものの収穫もあったModulo勢のタイ予選

もう一台のModulo勢、Modulo EPSON NSX-GTはどのような予選だったのでしょう。

結果としてはQ2進出ならずではありましたが、その感触は手ごたえの高いものであったとのこと。

「(前戦の)鈴鹿と比べてみればクルマはかなり走れるようにはなっているので引き続き頑張っていこうと思います」と、Q1を担当した牧野 任祐選手は語ります。

午前中のフリー走行では昨年のタイムを下回ってはいるものの、GT500のNSX-GT勢が低迷している中ではギリギリQ2へ進出できそうなタイムを出していたというModulo EPSON NSX-GT。

昨年並みのタイムが出せれば決勝で大きく飛躍できる可能背を秘めているとも言えます。

このタイでのレースウィークの6月28日に22歳の誕生日を迎えた牧野選手。3年前に初めてこのタイを走った時は19歳で、2位表彰台でのシャンパンファイトでも制限があったとのこと。「今ではシャンパンも飲めますから」と冗談めいた発言で周囲を笑顔にしていました。

決勝レースはタイ現地時間で30日15時、日本時間で17時から始まります。Moduloの2台の活躍やいかに!

(写真:松永和浩・高橋秀彰 文:松永和浩)

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松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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