新型911にさらなる高性能モデルか登場!? 謎のプロトタイプをスクープ

●「S」と「GT3」の中間に位置する魅力的なモデルか?

ポルシェは昨年新型『911』をワールドプレミアしましたが、謎のプロトタイプを南ドイツでカメラが初めて捉えました。

注目はリアウィングです。新型「911 GT3」のプロトタイプかと思われましたが、すでに目撃されている開発車両ほどアグレッシブではありません。

さらにナンバープレートの位置が上部へ移動され、排気チップは円から台形に変更されているほか、ハイマウントストップランプは後部エアアウトレットからリアウィングの下部に移されています。格納式サンルーフを装備し、ゴールドのホイールもミステリアスです。

フロントエンドでは、バンパーのエアインテークがきっちりと3分割され、991世代の「911 GT3」に似ています。

関係者の話から、この開発車両の正体の可能性としては、オプションのエアロキット装着モデル、軽量バージョンなどが上げられています。しかし一番有力とされているのは、「カレラS/4S」と、「GT3」の中間に新たに設定される高性能バージョンということです。

その場合、エンジンは3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンをキャリーオーバーしますが、最高出力は450psから20〜30ps程度上乗せされると予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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