ホンダ・ヴェゼル次期型は2020年登場、PHVモデルも設定?

●大人気モデルの2代目はキープコンセプトもクーペシルエットに?

ホンダのベストセラー・クロスオーバーSUV「ヴェゼル」次期型に関する情報を入手しました。発売から6年が経過、同市場でトップを独走してきた人気モデルがいよいよ第二世代へバトンタッチされます。

「ヴェゼル」は、3代目「フィット」をベースに開発され2013年にデビュー。以降爆発的に人気を得ていましたが、2016年トヨタ「C-HR」の出現により、その勢いに陰りが見えてきており、新型の開発着手が急務となっています。

入手した予想CGでは、ウインドウを若干伸ばし、Cピラー後部部分にも厚みと傾斜を持たせたクーペスタイルのシルエットに。サイドは既存のキャラクターラインをフロントまで繋げてラウンドさせ、躍動感を表現、タイヤハウスにも同じくラインを入れることで、ワイド感を持たせています。

フロントは、コの字型の大型LEDやNSX譲りのシャープデザインの左右吸気口をまとい押し出し感を持たせた迫力顔つきに仕上げました。また次期型ではプラットフォームを刷新、ホイールベースが若干延長し、居住空間がアップすると予想されています。

パワートレインは1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンがラインアップ。ハイブリッドでは、現行モデルの1モーター式「i-DCD」に代わり、最新世代の「i-MMD」高性能ハイブリッドモデルがラインアップ。2モーター方式により、電気モーターがメインとなりスムーズな走行性を実現します。

パワートレーンはキャリーオーバーされる可能性がありますが、燃費、走行性、加速性能が向上すると予想されます。さらに初のPHVが設定される可能性が高いと見られています。

ワールドプレミアは2020年後半と予想され、PHVは遅れて2021年以降の登場となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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