新型 M3は3バージョンを用意!? 「M4」と同時に9月にも公開?

●新型BMW M3は新開発の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載?

BMWのコンパクトサルーン、「3シリーズ」の頂点に設定されるハイパフォーマンスモデル「M3セダン」の開発車両を、これまででもっとも偽装が軽い状態でカメラが捉えました。

目撃したテスト車両は、ヘッドライトにダミーを装着し、グリルやバンパーのデザインは完全に隠されています。しかし「3シリーズ」と同様のL字型テールライトやセンターに寄せたクワッドエキゾーストパイプ、ディフューザーなどが初めて露出しています。またブレーキャリパー、クロスドリル・ブレーキディスク、エアロダイナミックサイドスカート、拡張されたフェンダーフレアなども見てとれます。

コックピットは、「3シリーズ」新型から継承される12.3インチのデジタルインストルメントクラスタ、及び10.25インチのインフォテインメントシステムを搭載します。

パワートレに関する最新情報ですが、次期型には「ピュア」「ベース」「コンペティション」の3つのグレードが設定される可能性があるようです。このうち「ピュア」は最も軽量化されたモデルとなり、最高出力454psを発揮する新開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載します。先日、お伝えしたFRのピュアスポーツと思われるグレードで、6速MTと組み合わされます。「ベース」グレードは最高出力475psを発揮し、最強「コンペティション」は最高出力500psを叩き出します。また「ベース」と「コンペティション」には、8速ATと組み合わされる「M xDrive」四輪駆動が搭載されるでしょう。

ワールドプレミアは、これまで2020年と予想されていましたが、早ければ2019年9月のフランクフルトモーターショーで2ドアクーペ「M4」と同時デビューも期待できるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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