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【来年、36年目のパリ・ダカールに挑戦】
ともかく、エンジンをずらしてみたり、スペアタイヤを後ろに積んでみたりして、それでバランスよくしながらやっています。毎年毎年レギュレーションも変わるし、いろんなことが変わるんですが、クルマいじることも好きなもので、いろいろハマりまして、結局35年、来年もエントリーしてるんで36年目になるんですけど、まだちょっと終われないなっていうくらい課題が残っていまして、続けております(笑)。
ここにあるクルマ、実は風洞実験にもかけてるんですよ。運転席の上にひさしがあるじゃないですか。あのひさしは単に日をよけてるだけじゃないんですよ。風洞実験であれをつけてみると、フロントからあたる風、空気抵抗が10%少なくなるんですね。10%ってすごい効果ですから、あんなのつけてるのもちゃんと意味があります。
今は息子と2台で出ております。来年はパリ・ダカが始まって40年目なんですね。ほんとはぼくはシティ・トゥ・シティ、つまり町から町ってラリーが好きなんですけど、いろんな問題があって来年はペルー1か国でやることになりました。それで、来年の1月6日にスタートして17日にゴールして、距離は5000km走ります。長くなりましたが、どうかご援助をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(まとめ:角田伸幸)