マツダが欧州や中国、米国等の環境規制への対応を見据え、2020年の発売を目標にロータリーエンジンを搭載したPHV(プラグインハイブリッド車)の開発を進めているそうです。
小型で静かなロータリーエンジンで発電、モーターで車両を駆動するというもので、日経新聞によるとFR車での実現を目指している模様。
同社は「コスモスポーツ」(1967年発売)にロータリーエンジンを初搭載した後、「RX-7」や「RX-8」にも搭載して来ましたが、排ガス規制への対応や低回転域でのトルクの細さ等から、その後は搭載していません。
しかし、発電専用であればロータリーエンジンの効率の良い回転域に絞れ、長所である「静かさ」も活かせるという訳です。
マツダは2030年時点で生産する全ての車両に電動化技術を搭載する方針を表明しており、PHVに加え、HV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)でも発電用小型ロータリーエンジンを採用する考えのようで、同社の今後の動きが注目されます。
(Avanti Yasunori・画像:MAZDA)
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