D1GPを観てドリフトを始めたくなったらどうする?【D1GP EBISU DRIFT】

まず、ドリフトをまったく「体験したことがない」ひと。エビスサーキットには『ドリフトタクシー』というアトラクションがあります。予約制ですが、一流のドリフトドライバーが運転するクルマに同乗走行して、ドリフトをたっぷり体験できるのです。

クルマはドリフト用に改造されたセダン。バケットシートが4脚備えられているので、1回に最大3人まで同乗できます。これは自分でドリフトをやってみたいというひとじゃなくても、観光の一環として乗ってみるのもいいかもしれませんね。家族にとっても忘れられない体験になるでしょう。

次にドリフトを始めたいけど、まだドリフト用のクルマもなにも持っていないひと。『ドリフト体験パック』というのがあります。走行車両のレンタル料、レッスン料、ガソリン代、タイヤ代、すべて込みで、約1時間:2万円。参加希望者は運転しやすい服装と靴を持参すればOK。あとはすべて借りられます。

ここでまずドリフトへの第一歩を踏み出すといいでしょう。あわせて、これからどんなクルマを買えばいいか、どんな改造をすればいいかといった相談もできます。インストラクターはサーキットにお客さんが継続して来てくれるようになれば大歓迎なので、親切に教えてくれますよ。

そして、ドリフト用のクルマを持っているひと。ここから先はいろいろな選択肢があります。もちろん『スポーツ走行』の時間に、個人で走行するのもOK。課題が明確なひとや、とりあえず楽しみたいひとは、そうやって各々走るのもいいでしょう。

エビスサーキットには、D1GPが行われる上級者向けのドリフトスタジアム(南コース)のほかにも、北コース、スクールコース、峠コース、1日2000円で走れるくるくるランドなど、さまざまなコースがあって、好みや技量に合わせて走ることができます。

また、スクールやレッスンのメニューも豊富です。たとえば、約2ヵ月に1回開催されている『ドリ小屋』。これはインストラクター4〜5人で、参加者が15〜20人というスクール。初級者向けの『ワンデードリ小屋』は昼食付きで1万2000円です。さらに、プライベートレッスンというのもあります。インストラクターがマンツーマンで教えてくれるもので、スポーツ走行の時間を使って指導してもらう『ドリフトスポーツ走行レッスン』は2時間:6000円(1人あたり)。インストラクターが1日ついてくれて、車両セッティングのアドバイスも含めてレッスンしてくれる『プライベートドリフトレッスン』は1日5万円(1人あたり)。

遠方でクルマを持ち込めないひとのためには、車両レンタル、タイヤ代(4本)、ガソリン代などもパックになった『完全ドリフトレッスンパック』というものもあります。じつは、D1の下部カテゴリーの選手にも、けっこうエビスサーキットのスクールやレッスンを受けているひとがいるんだとか。

なお、これまでのスクール/レッスンの参加者は、9歳のイタリア人から定年退職した64歳の男性まで、幅広い年齢層がいるそうなので、オトーサン、オジーサンも遠慮なく参加できます。クローズドコースなので運転免許を持っていないお子さんもOKですが、普通にMT車を運転できるくらいの体格と技量は必要だそうです。そうじゃないとただのMT車教習になってしまうので。

これらのスクールやレッスンを行うインストラクターですが、メインでやっているのは、D1GPトップ選手で、何度も優勝経験がある末永直登選手です。

ちらっと顔を出してあとは別のひとにまかせるというようなこともなく、きっちり末永選手本人が教えてくれます。そしてエビスサーキットのドリフトスクールは歴史もあり、メソッドが整っているので、安全に効率よくドリフトを習得できます。

ただ、ドリフトタクシーやスクール、レッスン等はすべて予約制なので、事前に申し込みをすることが必要。インストラクターのスケジュールとの兼ね合いもあるので、早めに相談、申込みをしておいたほうがいいでしょう。

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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