21時からは外に出て、観測会が行われました。この日は三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」が見頃だったので、天文台前の大広場で仰向けになって、満天の星空とご対面。視野を大きくして星空を眺めていると、5分位の間隔で「あっ、光った」「こっちで、大きいのが出た〜っ」と歓声が上がります。うちの末娘などは「◎×▲、◎×▲、ああっ、言えないよ〜」と何やら怪しげな願い事を3回言おうとしておりましたゾ。
天文台の観測員の方々から、「流星とは、地球の公転軌道にあるチリが、地球に当たって大気圏で燃える時に見えるものです」「チリは彗星が放出したもので、大きさは1ミリから数センチ程度」「彗星の軌道とチリの場所はわかっているので、流星が出現する時期を計算できるのです」と説明を受けながら、筆者もいくつか大きな流星を見つけることができました。
それから星座も、とても良く見えました。筆者などは北斗七星くらいしかわからないため、「死兆星、見えましぇーん」とアニメネタを妄想。
一方かみさんはスマホを星空に向けて、アプリで星座を見つけては、あれこれ解説しておりました。なるほどこれがあれば星座の知識が無くても、いやむしろ無い方がより新鮮に星空を楽しむことが出来る訳で、技術の進歩と文明の利器は本当に素晴らしいと改めて関心した次第です。
スマホといえば、日常生活では下を向いてスマホを弄っていることが多いですよね。是非ご家族で星空キャンプに出掛けて、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?
(星崎俊浩)