先日ラリーフィンランドを優勝し、注目を浴びているTOYOTA GAZOO RACINGの「ヤリスWRC」。タミヤより1/10RCカー「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC」(TT-02シャーシ)として、9月1日に発売されます。価格は12,960円(税込)です。
RCカーでもディティールに定評のあるタミヤ製ですが、気になるのはモデルとなったヤリスWRCの仕様。意外にも前年度(2017年)ではなく最新(2018年)仕様。具体的に参考となったのはローンチ(発表時)モデルだそうです。
レーシングカーの最新型(仕様)のモデル化はチームが難色を示すという話をよく聞きますが、TOYOTA GAZOO RACING、実に太っ腹です。
ボディーのほとんどは衝撃に強いポリカーボネイト製。プラスチックと違い改造は難しいでしょう。しかし、フロントのカナードやサイドミラー、リアの大型リアウイングは樹脂製の別部品。RCカーでも走行時の安定性にも影響が及びそうです。
より実車に近づけるにはステッカーの貼る位置をモンテカルロやラリー・スゥエーデンなど、前半戦の仕様を参考にすると良いでしょう。
フロントにもマイクロテープなどでディティールアップできそうな部分がありそうです。また、付属のデカール(シール)はラトバラ・ラッピ・タナク各選手分が用意されており、ご贔屓の選手仕様にする事が可能です。
ちなみに、WRCではチームはドライバーと契約し、コ・ドライバーはドライバーと契約するのが一般的だそうなので、組み合わせを間違えると……かなーり残念な仕様となってしまいます。