また、RCカーには挑戦したいけど作るのは苦手・時間がないという方向けに、XB(エキスパートビルド:完成品・9月29日発売)シリーズがあります。
こちらはプロポと走行用バッテリーがセットに同梱されており、別に必要なのは送信機用の単三電池4本のみ。購入後はバッテリーの充電だけで走行が可能です。ボディまで塗装済みで価格は27,786円(税込)です。
今回シャシーに採用されているTT-02は「エントリーユーザーから中級者向け」シャシーとの事で、RCカーを始める/再開を考えている方にこのモデルはピッタリ。
モーターやバッテリーなど重量物をシャシー後方・ミッドシップに搭載し、後方のギアボックスから前輪へプロペラシャフトで駆動力を伝達します。ウイッシュボーン形式のサスペンションアームにスプリングサスペンションを装着します。もちろん、キットではこのあたりも組み立てが必要です。
完成後もタミヤのRCカーは豊富なアップデートパーツが準備されており、チューニングが可能です。まずは素組みして、練習を繰り返してからチューニングを行うと面白さが広がります。昔は入門用にCS(Conpetition Special:競技用)を購入し、持て余すヒトが結構居ました……
標準で540モーターが同梱されていますが、出力は低くても走行バッテリーの消費が少ない380モーターに換装して練習時間(=距離)を稼ぐのも上達の近道です。
ヤリスWRCを「組み立て」、「手足の様に操り」、「セッティングを愉しむ」まで独り占めしてみてはいかがでしょう。
(川崎BASE・写真:TOYOTA GAZOO RACING)
【関連リンク】
モリゾウがWRCの表彰台に。TOYOTA GAZOO Racingがラリーフィンランド連覇【WRC2018】
https://clicccar.com/2018/07/31/613911/
1/10RC トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC(TT-02シャーシ)キット
http://www.tamiya.com/japan/products/58659/index.html