発売直後のFC3S・RX-7で九州バトルへGO!! が、そのとき九州は・その1【OPTION 1985年12月号より】

<対戦相手>HKSスーパーチャージド・トレノ by HKS九州サービス

外観はまったくのノーマル。ステッカーさえなければ、ただのトレノだ。エンジンはHKSスーパーチャージャーの4A-G用システム2仕様に設定されている。

SX1150のチャージャー本体に、PFC-Fコントローラー、大容量噴射ノズルを装備、ブースト圧0.6kg/cm2で173psをマーク。排気系はタコ足+ライディングスポーツマフラーで決めている。

<PM3:40パワーチェック> パワーチェックは93%を達成して合格

一戦終えて注目のシャシーダイナモ・チェックだ。新ネット表示(※当時)なので計測値に近いはず。出たのは171.28ps。185psのメーカー値と93%近い差は、ほぼピッタリと見ていい。さすがセブン!

<オマケ!> マル秘のリミッター外しだゼ!

新セブンにも当然のように100km/hチャイム、180km/hで作動するスピードリミッターが装着されている。絶対に外せないと言われているらしいが、某情報によれば、メーターパネルを外してしまえば作業はカンタン。メーター裏側を覗くと一目瞭然で100km/h、180km/hのコードが見えるはず。あとはこのコードを抜くだけでOKとか。コードはそのままでトラブルはないはずだ。

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台風付きの嵐では、いくら素性のよいFCセブンだとしても実力発揮とはいかなかった模様ですね(汗)。日を改めて…とはカンタンにはいかない取材スケジュール。チョイ残念です。さて、次回その2ではDaiちゃん、またまたバトル相手を見つけたようです。どんなマシンとどんな勝負をするのでしょうか? お楽しみに!

[OPTION 1985年12月号より]

(Play Back The OPTION by 永光やすの)

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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