噂のBMW「CSL」か!? 過激エアロパーツ装備のM4ベースの試作車の正体とは?

先日お伝えした通り、BMWは高性能モデル「CSL」の名称を復活する計画を持っています。その初のプロトタイプと見られる、謎の開発車両をカメラが初めて捉えました。

CSLは、「Coupe Sport Lightweight」の略で、BMW2ドア・スポーツの頂点に君臨するモデルです。今回目撃したのは、同ブランドのミッドクラス・クーペ「4シリーズ」に設定されている高性能モデル、「M4 GTS」をベースにした試作車です。

限定700台で発売されたたばかりの「M4 GTS」ですが、このテスト車両は、より大型のフロントスプリンター、カナード、サイドスカート、フロントフェンダー上部と後部にはより大口のエアアウトレットが見て取れます。またリアには、より背の高い固定式ウィング、アグレッシブなディフューザーなど過激武装しており、このプロトタイプが只者ではないことが間違いありません。

「M4 GTS」は、「M4」をベースにさらなるパフォーマンスを追求したモデルで、強力なエアロダイナミクスとCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)ボンネットなどによる軽量化により、圧倒的なパフォーマンスを誇ります。パワートレインは、最高出力500ps、最大トルク600Nmを発揮する3リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載します。0-100km/h加速は3.8秒、最高速は305km/h(リミッターあり)で、BMW史上最速レベルです。

この開発車両が「M4 CSL」ならば、さらなる軽量化にパフォーマンス向上が確実視されるでしょう。ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーと予想しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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