トヨタとスズキ、新たな共同プロジェクトに向けた協議を開始すると発表

インドでの車両相互供給などで既に協力関係にあるトヨタ自動車とスズキ。両社は5月25日、新たな共同プロジェクト(開発・生産・市場開拓等)のための協議を開始すると発表しました。

今回、協議されるプロジェクトは以下の3点となっています。

① スズキの「小型超高効率パワートレイン」開発をトヨタとDENSOが技術支援
② スズキの開発車をトヨタのインド工場(TKM)で生産、両ブランドで販売
③ インド工場で生産したスズキの開発車をアフリカの両社販売網で販売

今回の協業に際し、豊田章男社長は「インド市場にいち早く出たスズキから、自ら創造する未来に向けた精神を学びたい」としており、また鈴木会長は「非常に重要な小型超高効率パワートレインの開発に支援頂けて心から感謝したい」とコメント。

トヨタ、スズキ両社は今回の共同プロジェクトにより、これまでの協業からさらに一歩踏み込んだ協力関係へと発展することになりそうです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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