新型トヨタ・スープラ、これが市販型ツートンホイールだ!

トヨタ「スープラ」市販型の最新プロトタイプをキャッチしました。ドイツ市街地で捉えた開発車両は、市販型に装着されると見られるツートンカラーのホイールを装着していました。

ミシュラン・パイロット・スーパースポーツタイヤを履いたサイズは、フロントが225/50の19インチ、リアが255/45の19インチが装着されるとレポートされています。

フロントマスクには、殆ど露出している薄型ヘッドライト、それを包むように配置されたブレーキ冷却を向上させる細いエアインテーク、大口エアダクト、バンパー外側にはエアスプリッターを備えています。さらに後部に目をやると、ロングノーズ、豪華なフロントガラス、バブルルーフ、空力を向上させるサイドスカートなどが確認できます。

リアビューでは、後輪駆動を強調するかのような筋肉質なフェンダー、リアディフューザー、そのセンターには、F1マシンを彷彿させる第三のLEDブレーキランプが配置されていることが分かります。

ボディサイズは、全長4380mm×全幅1860mm×全高1290mm、ホイールベースは2485mmで車重は1496kg。これは先代モデルと比べ全長が140mm短縮されコンパクトになっています。スポーツカーとして理想的な50:50の重量配分を持ち、2シーターのレイアウトも確実視されています。

予想パワートレインは、デュアルクラッチ・トランスミッションと組み合わされる2バージョンの2リットル直列4気筒エンジン、トップモデルには3リットル直列6気筒オーバーブースト付きターボエンジンをラインアップ。最高出力は、下から200ps、250ps、そして340psです。トップモデルの直6は最大トルク450Nm、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスが期待されます。また注目のハードコアモデルとなる「GR」は、3リットル直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力450psとも噂されています。

コックピットには、オールデジタル・クラスタを採用。革巻きステアリングホイールには、パドルシフトも確認出来ます。MT(マニュアルトランスミッション)は設定されず、DCT(デュアルトランスミッション)のみの設定が予想されています。注目されるワールドプレミアの場は2019年以降のモーターショーが有力とされており、オーストリアのマグナ・シュタイヤー・グラーツ工場で兄弟車のBMW『Z4』と共に生産される予定です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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