アウディ・A1次期型、完全フルヌードをキャッチ

アウディのエントリー・ハッチバック「A1」次期型の完全フルヌードボディをスクープしました。これまでの可憐なイメージを払拭し、かなり攻撃的なスタイルが見て取れます。

次期型では、プラットフォームに「MQB」を採用。ホイールベースが約10cm延長されるとともに、フロントオーバーハングは切り詰められ、ルーフエンドはスポーティなクーペデザインとされます。またヘッドライトは大型化され、テールライトは多角デザインに。Cピラーは厚みを持っているのも確認できます。

捉えた開発車両は、立体感のある大型エア・インレット、ハニカムメッシュのワイド・シングルフレームグリル、サイドスカート、テールゲートマウントスポイラー、デュフューザー一体型リアバンパーなど、まるで高性能モデルのようなルックスが見て取れます。

パワートレインの詳細も入手しました。最高出力125psを発揮する1リットル直列3気筒ターボ、150psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボ、マイルドハイブリッドがラインアップされると予想されます。また高性能「S1」には、2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力は250ps以上が噂されています。

現行モデルはベルギー・ブリュッセル工場で生産されていましたが、こちらは同ブランド初の市販EV『e-tron』の生産に使用されるため、新型はスペイン・マルトレルの工場で生産予定です。3ドアは廃止され、5ドアのみの設定が確実視されています。

ワールドプレミアの場は、今秋10月のパリモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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