首都高でわかった、スマートな新型プリウスPHVのやんちゃな特性とは!?【等身大インプレ・その2】

3つのドライブモードの特性を整理すると、一般道でも高速道路でもスマートに走らせるなら、電費&燃費が良くてハンドリングが穏やかなエコモードが乗りやすいですし、ドライビングをエンジョイするなら、パワーレスポンスが適度にクイックでバランスに優れたノーマルモードがオススメ!

一方パワーモードは、挙動変化の激しい「じゃじゃ馬」的な特性を持ち合わせていました。ただ「じゃじゃ馬」も乗りこなせば「名馬」に変わるというもので、この特性を自分なりに乗りこなすのも「お楽しみ」のひとつ。今回は箱根ターンパイク等に持ち込めませんでしたが、機会があれば、山坂道での走りについても確かめたいと思います。

それにつけても少し前のトヨタなら、スマートさを最優先するプリウスPHVに、わざわざ「じゃじゃ馬」的な要素を残さなかったはず。パワーモードのやんちゃな設定に、トヨタのクルマ造りに対する変化を感じた次第です。

次は、充電の様子と総括に続きます。

(星崎俊浩)

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