渾身のスーパーハイトワゴン、スズキ・スペーシアで女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.15】

カスタムのハイブリッドGSとハイブリッドXSはマイルドハイブリッド付きの660㏄NA(自然吸気)、最上級グレードのハイブリッドXSターボはマイクロハイブリッドに660㏄ターボエンジンを組み合わせています。

NAとターボの両方に試乗してみましたが、街乗りメインならNAで十分ですが、高速を走る機会が多ければターボの一択かな。やっぱり本線の合流や追い越しでターボエンジンの「ゆとり」は頼もしい。NAのようにアクセルを踏み込まなくてもスムーズに流れに乗れるし、回転数を抑えられるので静粛性が高く、燃費も良さそう。

ターボにはパドルシフトも付いています。かえ的にはオートマ限定を解除してからマニュアル操作にハマっているので、ターボ限定とはいえパドルの設定があるのはうれしいですね。下り坂などでエンジンブレーキを使いながら車速を調整できるのもパドルシフトの利点ですね。

試乗後に「スペーシアよりカスタムのほうが静かな気がするんですけど」ってエンジニアの方に尋ねたら、「カスタムはカウルとダッシュパネルアウターにも吸音材が入っています」とのこと。どおりで車内に入ってくるエンジン音が少ないわけだ!

私は4ドアセダン好きなので、スペーシアのようなスーパーハイト系にはまったく興味がなかったのですが、今回試乗してみて「広くて見晴らしのいいクルマも悪くないなぁ」って感じました。

特にカスタムは家のリビングでくつろいでいるような居心地のよさがあるんですよね。だから若い子がカスタムみたいなクルマで「仲間とつるんでまったりドライブ」したくなる気持ちが分かります。安全装備も充実(軽自動車初の後退時ブレーキサポートなど)しているので、彼氏や友達が若葉マークで運転に慣れていなくても、安心して同乗できそう!?です。

もし私が子育て中のママだったら両側スライドドアで床が低いスペーシアみたいなクルマを選ぶんだろうと思います。天井が高いからオムツ替えしやすそうだし、両手が荷物でふさがっていてもパワースライドドアで楽に開け閉めできるし、床が低くて開口部が広いから子供もシニアも乗り降りしやすい。まるでクルマ版「良妻賢母」ですね。

フツーのママはスペーシアで、ボディカラーはシフォンアイボリーメタリックやオフブルーメタリックなどパステル系を選べば好感度大。若い頃ヤンチャしていた「ヤンママ」にはカスタムがぴったり。リヤウインドウに「あゆマーク」のでっかいステッカーを貼って、スワロフスキー風のスパンコールが入ったステアリングカバーや、ダッシュボードのムートンマットが似合いそう。

オーナーの好みに合わせてキャラクターが明確に差別化されたスペーシアとカスタムが選べて、さらに豊富なオプションやボディカラーでオリジナリティを表現できるのも、スペーシアシリーズの魅力だと思います。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、初めての愛車は中古の先代トヨタ・プレミオ。購入後9ヶ月で走行距離が2万kmを超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。先日プレミオから、ハイブリッドセダン、SAIに乗り換えたばかり!

【関連リンク】

スズキ・スペーシア/スペーシア カスタム
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
続きを見る
閉じる