筆者の愛車は1997年製、ドアキーパーなどプラスチック製品の経年劣化によるパーツ交換や、修理費用も年々増えているように感じます。
もっとも高額だった修理費は「屋根の張り替え」です。信じられないかも知れませんが、アメリカ製キャンピングカーの宿命ともいうべき〝雨漏り〟が毎年のようにどこかしら発生し、ついにはラバールーフに枝で穴を開けてしまったことをきっかけに決心しました。この時は劇的ビフォー・アフター並みの大リフォームとなり、50万円かかりました。これは特殊な例です。
10年目くらいに冷蔵庫の基盤を交換(約3万円)、15年目くらいに水道ポンプを交換(水抜きを忘れたため凍って破損/約2万円)、昨年はラジエーターを交換しました(中古を譲っていただきました)。
あとはとにかく〝雨漏り〟です。雨漏りというと、ポタポタ水滴が落ちて来る様をイメージされると思いますが、そうではなく染み込んで来るので気づくのが遅くなりがちなのです。そうこうしているうちに内部の木材を腐らせてしまいます。こまめにコーキングをし直せば避けられるはずなのですが、どこから染み込んでいるかを特定するのが難しく、なかなかどうして手強いものです…。
「キャンピングカーに住む」利点は、家賃がかからない、電気・水道代がかからない(または安く済む)、固定資産税がかからない、というのが挙げられます。維持費は高くつきますが、これで相殺かそれ以上に出費が少なく済むと思われます。実際、筆者が東京に住んでいた頃は家賃9万円でしたから、それがなくなっただけでラクになりました。
キャンピングカーに住んで移動して廻っていても、住民票はどこかに置いておかなければなりません。そして免許証の更新などなど公的機関からの郵便物はその住所に届くので、受け取れるように手配しておく必要があります。
筆者は実家(熊本県)に住民票を移しており、郵便物はその都度、家族に頼んで転送してもらっています。転送先は友人宅や各地の郵便局留を利用しています。
運転免許証の更新については下記関連記事をご参照ください。次回も出費の話になりますが、光熱費(電気・水道・ガス)などについてお話します。
(松本しう周己)
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