キャンピングカーの維持費はどれくらい?:キャンピングカー生活の日常・その2【車中泊女子の全国縦断記】

キャンピングカーを所有している、というと、それだけで「お金持ち」と判断されますが、決してそんなことはありません。

確かに、中にはホンモノのお金持ちもいますが、がんばってローンを組んだり退職金で購入された方が大半ではないでしょうか。

さて、その「お金持ち」想定の要因はキャンピングカー自体の価格のみならず、維持費がどれくらいかかるのか? メンテナンスや修理に莫大な料金がかかるのではないか? と想像されるからだと思います。

今回は、筆者の愛車Rocky21を例に維持費についてお答えします。Rocky21については前回の記事をご覧ください。

まずは税金。自動車税 102,100円(毎年)、重量税 63,000円(2年)です。加えて自動車損害賠償責任保険料は34,900円(24ヶ月)、自動車保険料(任意保険)は年間およそ4万円でした。

車検整備は地元の自動車整備工場にお願いしています。前回(2016年)の車検では、分解点検基本工賃一式 25,000円に、ブレーキフルード交換などの整備代を合わせて27,980円、重量税(63,000円)や印紙/書類代、申請手数料などの諸費用合計が109,020円で、合計で137,000円になりました。

今年はおそらくブレーキパッドを交換する必要があると思います。こうした部品類はアメ車専門のネット通販サイトで自分で購入し、持ち込ませていただいています。その方が安いし早いからです。

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
続きを見る
閉じる