【新型日産リーフ試乗】ブレーキ操作が不要な新型リーフの「e-Pedal」は、運転の常識を変える?

「e-Pedal」をオフにして自分で減速しながらコーナーに侵入する際はブレーキ操作に「慣れ」が必要で、最初はやや「カックン」ブレーキになりがち。アクセルの操作ひとつで加速だけでなく減速もコントロールできるのは想像以上に便利なのを再確認しました。

一般道でも同じ印象で、前方が赤信号の場合にはアクセルオフで車速(減速)が容易に制御可能で、逆に赤から青に変わりそうな場合でもアクセルのオン/オフだけでブレーキを使わずに、車速を調整し、青になるのを待って信号をクリアできます。

日産の調査では、アクセルオフ時の減速度は0.2Gで、e-POWERが0.15G、ガソリン車が0.05Gと、とくにガソリン車とのは大きな差があります。これにより、日産の調べによるとブレーキペダルの踏み換え回数(通勤時の公道評価)は、こうした回生機能などがない場合と比べると、新型リーフでは9割減、ノートe-POWERでは7割減になったそうです(市街地の公道評価:厚木→海老名)。

ブレーキ操作が減ると運転が楽なのは確かで、緊急時にとっさにブレーキを踏める? なんて余計な心配もしそうというのは余談ですが、気になる方はディーラーでの試乗で一度「e-Pedal」の走行フィールを味わってみるのをオススメします。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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