横長の前後ランプとグリルは非常にシンプルで、全身3次元の未来的なフォルムに量産車としての現実感を与えます。さらに、メインカラーのレッドマイカが、派手さを抑えたシックなイメージを醸成。
一方インテリアは、操作性などの機能と3次元ボディのイメージを融合したもの。インパネ、シートともシームレスな一体感を持ち、ダークグレーとのコントラストは先進感も構築。
エクステリアは北米スタジオのCALTYによる先行デザインを採用。その自由な発想とトヨタの国内拠点が持つ高度な技術力のコラボレーションが、類稀れなスタイルを実現しました。
特異な床下ミドシップレイアウトなど、開発者全員の目標が明確になることで新しい価値が生まれる。名車が生まれる環境はいつも一緒なのかもしれません。
●主要諸元 トヨタ エスティマ 2WD(4AT)
形式 E-TCR11W
全長4750mm×全幅1800mm×全高1780mm
車両重量 1730kg
ホイールベース 2860mm
エンジン 2438cc 直列4気筒DOHC16バルブ
出力 135ps/5000rpm 21.0kg-m/4000rpm
(すぎもと たかよし)