謎のマクラーレンのテスト車輌がニュルに出現…1000馬力の「Hyper-GT」開発車両か?

ニュルブルクリンク北コースに、謎のマクラーレン開発車両が高速テストを開始しました。一見『675LT』に見えますが、ディテールは大きく異なっています。GT3用675LTレーサーなのか…そのヒントは、フロントガラスのステッカーにありました。

カモフラージュでわかりづらいですが、大径エアインテーク、カナード、スプリッターなどを装備するアグレッシブなフェイシアが確認出来るほか、リアにはスポーティなデュフューザーやツインエキゾーストパイプも見られ、明らかに高性能モデルのプロトタイプのようです。

ヒントはフロントガラスのステッカーです。「MV715-23」と書かれています。マクラーレンが現在開発中の『Hyper-GT』のコードナンバーが「BP23」のため、このテスト車両がそのためのミュールであることが示唆されていると思われます。

2019年に発売予定の「Hyper-GT」は、伝説のスーパーカー「マクラーレンF1」から意匠を継承する流星型デザインに3シーターレイアウトを持っています。パワートレインは、4リットルV型8気筒ツインターボとモーターを組み合わせたハイブリッドで、「P1」の最高出力903psを超える1000ps以上を発揮すると噂されています。

予想価格は3億円とも噂されているが、限定106台は既に完売と伝えられています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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