「流れるウインカー」シーケンシャル・ターンランプが今後のトレンドに?

日産自動車が1968年11月に発売した510型「ブルーバードSSSクーペ」。

エッジが効いた先進的なエクステリア・デザインが特徴で、デビューするなり大きな注目を集めましたが、中でもテールランプ用にオプションで用意されていた「流れるウインカー」は画期的でした。

横長3連のテールランプ(当時はウインカーと兼用)が曲がる方向にまるでネオンサインのように車両の内側から外側に向かって順次流れるように点滅する様子はかなりインパクトがありました。

当時はウインカーレバーをONにすると、ラッゲージルームから微かな作動音がインテリアに透過してくる小型モーター(回転式接点)を使ったものでした。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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