5.8インチディスプレイ、ワイヤレス充電、背面カメラを装備したiPhone Xは112,800円〜

今回発表された「iPhone X」で目を惹くのは、オールスクリーンディスプレイによる革新的なデザインでしょう。ディスプレイはデバイスの曲面に正確に沿っていて、優雅に丸みを帯びたコーナー部分に滑らかにつながっています。

また、全面ガラスで包まれた前面と背面には、これまでのスマホに採用された中で最も耐久性のあるガラスが採用されているそうです。

シルバーとスペースグレイで仕上げられ、ボディの周囲を入念に研磨。医療用に使われているものと同じグレードのステンレススチール製のバンドで継ぎ目なく包むことで強度を上げているそうです。

さらに、7層のカラープロセスにより、ガラス表面での正確な色調と透明度の再現が可能になり、反射光学層によって色がより深みを増し、デザインの優雅さと耐久性を兼ね備えながら、耐水・防塵性能も備えられているとのこと。

先述した「Face ID」は、ドットプロジェクタ、赤外線カメラ、投光イルミネータで構成される「TrueDepth」カメラシステムを使って顔認証で、iPhoneの安全なロック解除やApple Payでの支払い、セキュリティ保護されたアプリケーションやその他の新機能の利用が可能になるそう。

また、再設計されたデュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備えたデュアル12メガピクセル背面カメラシステムもiPhone Xの特徴。広角カメラのf/1.8開口部と、改良された望遠カメラのf/2.4開口部を組み合わせることで写真やビデオの品質が向上。

iPhone8に買い替えるか迷っていた人も多いかと思いますが、iPhone Xの登場でさらに悩みが増えそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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