スバルのデザインポリシーを表現する新型XVの「3種の神器」とは?

XVの「ダイナミック×ソリッド」の割合について見てみると、先代が「6:4」だったところを、新型XVでは「7:3」に変更して、デザインをダイナミックな方向へ振ってきました。

更にスバルでは、個性を明快に表現するために、車種毎のデザインテーマを設定しています。新型XVでは、先代に引き続いて「スポカジ(スポーティカジュアル)」を継承。ポイントは「①タフ&ラギッドなバンパーやクラッヂング」「②車高を上げて大口径タイヤを履かせたスタンス」「③ユニークなホイールとボディカラー」の3つ。デザイン陣は、これらXVらしさを「3種の神器」と呼んで、更に磨きをかけてきました。

特に3つ目のカラーリングでは、メタリックやパール全盛の中、XVはソリッドカラーにこだわってきました。先代では「デザートカーキ」の評価が高かったことから、新型では新色の「クールグレーカーキ」と「サンシャインオレンジ」をラインナップ。一見パステル調のソリッドカラーが、SUVのXVらしさを一層強調するから不思議で、XVの強い個性となっています。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第551弾スバルXVのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170426