スバルのデザインポリシーを表現する新型XVの「3種の神器」とは?

新型スバルXVのデザインの前に、スバルのデザイン戦略について触れたいと思います。スバルではユーザーの人生が豊かになる「ライフスタイルデザイン」と、長く使いたくなる「ロングライフデザイン」の2つの価値軸をデザインポリシーとして設定しています。

「ライフスタイルデザイン」とは、見て、触れて、乗りこんで、走って、使って、その都度ワクワクできるデザインのことで、キーワードは「ファン・アドベンチャー」。また「ロングライフデザイン」とは、長くパートナーとして使ってもらえるような、本質や普遍性に少し流行を少しかぶせたデザインで、「不易と流行」という言葉で表現しています。

何やら抽象的な話ですが、クルマのデザインは人が創造しますから、こういうポリシーが精神的支柱となって現実の造形に大きく反映されてきます。そしてスバルでは、この2つの価値軸を実現する方法として、デザインフィロソフィーに「ダイナミック×ソリッド」を掲げ、車種によって割合をかえることで「スバルらしさ」と「車種らしさ」を両立しているのです。