【新車】新型日産リーフにはハイパワー仕様の隠し球もある!?

2010年の発売以来、28万3000台以上を販売してきたという初代リーフ。しかし、度重なる値下げを敢行してきたことからも分かるように、日産の思惑どおりには売れなかった、というのもある程度認めるところのようです。

新型リーフの価格帯は3,150,360円〜3,990,600円で、航続可能距離を400km(JC08モード燃費)と延ばし、電極板の変更で30分充電時の航続可能距離を大幅に増加させるなど、使い勝手を高めています。

さらに、「e-Pedal」と呼ぶアクセルペダルだけで日常走行の9割をまかなう制御や、110kW/320Nmというというスペックによる力強い加速、欧州Dセグメントセダン並という高い静粛性も追求したとしています。

また、「プロパイロット」や「プロパイロット パーキング」など装備も大幅にアップデートされていて、冒頭で紹介した競争力のある価格設定がさらに際だって感じさせます。

ヒット作になりそうな新型リーフには、出力を向上させたモーターを搭載し、航続可能距離をさらに延ばしたハイパフォーマンスモデルも2018年発売予定と発表(ニスモになるのか分かりませんが、現時点では仕様名などは未定だそう)。「EV=力強い加速」という方程式をさらに引き上げた仕様を用意することで、ユーザーの裾野を広げる構えです。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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