マツダCX-5で名古屋から能登へ。「日本の美ってなんだろう」の旅【中編】

「日本の美意識」が反映されているという新型CX-5と、この国の美しさを探す旅

名古屋を出発し、岐阜県、富山県の山間部を突っ走り、いよいよ石川県は能登半島へ。旅の1日目もいよいよ大詰めです。

■能登半島へのロングドライブ

ちなみにこの日の行程は約6時間、助手席、運転席、後席と乗りました。印象的だったのは、シートの『自然に疲れない』感覚。

「うっとりしちゃうラグジュアリーな座り心地」とか「がっちりホールド!このままレースできそう」とか、そういうのではないんです。普通に座って。シートのことを考えるのをふと忘れてしまうような自然さ。体の軸がしっかり決まって、動くべき部分は自由になっている感じです。

太平洋側から日本海まで駆け抜けるロングドライブですが、そんなに長く乗ったような気はしませんでした。

筆者は個人的に、日本の美意識の一つに「自己顕示欲から解放された追求」があるのかなと感じています。CX-5の居住空間は、とてもスタイリッシュなのに押し付けがましさはなく、すっと馴染める感覚。

黒子のように寄り添って、さりげなくニーズを満たしている。それもまた日本的なのかもしれない…なんて思いました。

この記事の著者

くぼきひろこ

くぼきひろこ 近影
もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけクルマにあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々なクルマやその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?クルマ、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、クルマ愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。