日本人初のインディ500ウィナー佐藤琢磨選手がホンダ八郷社長から優勝記念にプレゼントされたものとは?

ところで、イギリスF3選手権でチャンピオンを獲って以来、海外を主戦場としてきた佐藤琢磨選手。そのモチベーションはどこから湧いてくるのでしょうか。

たとえば、大リーグで活躍するイチロー選手など他カテゴリーの日本人アスリートの活躍は、佐藤琢磨選手を奮い立たせてくれるといいます。

そして、もう一つのモチベーションの源は日本への想い、東日本大震災からの復興です。

東日本大震災の被災者支援の活動『With you Japan』に関わっているのも佐藤琢磨選手の強い思いが感じられます。今回の凱旋報告会でも、支援活動におけるエピソードを紹介しながら、「夢を実現できること、挑戦し続けることの大切さ」を自分自身も感じていると語ります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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