かつての提携先が強敵に?トヨタとテスラがEV開発で火花を散らす日

トヨタ自動車(以下トヨタ)は遡ること7年前の2010年5月、当時のカリフォルニア州知事・シュワルツネッガー氏出席の元、現地でテスラとの業務提携を発表。

豊田章男社長は記者会見で「ベンチャー企業であるテスラからチャレンジ精神や意思決定のスピード、柔軟性を学び、かつてベンチャー企業として生まれたトヨタの当時の精神を思い起こし、新たな未来に向けチャレンジしていきたい」と述べていました。

その後トヨタはテスラに対し、約55億円を出資して約3%のテスラ株を取得。

一方、テスラはカリフォルニア州にあるトヨタと米GMの旧合弁工場をEV生産拠点として購入、現在も同社の重要な生産拠点になっています。

両社は2010年7月にEV開発をスタートさせ、11月にはLAオートショーにRAV4のボディにテスラのEVシステムを搭載した「RAV4 EV」のコンセプトモデルを出展。2年後の2012年に当初の計画どおり、発売に漕ぎ着けています。

「RAV4 EV」の車両価格は約550万円で、車重は1,829kg、最高出力115kW、最高速度約160km/h、満充電での航続距離は約160kmといったスペックになっていました。

しかしその後、販売が伸び悩み、2014年に生産を終了。テスラからのバッテリー供給が打ち切られ、トヨタは同年テスラの株式を一部売却。

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