夏江がセダン好きな理由はトランクとキャビンが隔てられているから。車内が荷物でごちゃごちゃするのが嫌いなんです。それでも、リヤゲートがガバっと開いて大きな荷物を楽に積み下ろせるハッチバックはうらやましいですね。
ルーテシアはデザイン優先なので国産車と比べると開口部は狭いですが、クラス最高水準の300Lのラゲッジルーム容量を確保しています。
リアシートは6:4分割可倒式で、前倒しにすると1146Lまで容量アップ。身長162cmの夏江がスッポリ収まるサイズですが、ラゲッジと前倒しにしたリアシートの段差が少し気になるかなぁ。国産車だとココがフラットになって、フロントシートも倒せば車中泊ができる…なんて使い方は背の高いフランス人はやらないでしょうけど。
さて、ルーテシアの女子力アップ度ですが、あらゆる部分で無難な国産コンパクトやブランドバリューのあるドイツ車ではなくフランス車、それもルーテシアを選ぶ時点でかなり「お目が高い!」と思ってもらえそうです。
ファッションと同じように周りの意見やトレンドに流されず、クルマ選びにもポリシーを貫く女子って素敵じゃないですか?マイナーチェンジでフロントフェイスがよりシャープで引き締まった顔になりましましたが、アンダー200万円~というプライスを実現しているのは魅力的。
ベーシックだけど安全装備が充実していて、いかにもフランス車らしいソフトでコシのある乗り心地を味わえます。ぜひ一度ディーラーで試乗して他の輸入車や国産車との違いを体感してもらいたいですね。