ルーテシアを選んで、「お目が高い!」と言われて女子力アップ!【夏江ちゃんの次のクルマ選び!! Vol.08】

ゼンとアクティフの内装色は1タイプのみ、インテンスはボディカラー別にダッシュボードやドアトリム、シートの色を組み合わせた3タイプを設定。

運転に必要な機能と装備をドライバーが見やすく使いやすい位置にレイアウトとしたシンプルなコクピットまわりですが、飛行機の翼をイメージさせる、躍動感あふれるダッシュボードのデザインはカッコいいですね。

メーターまわりもすごく凝っていて、左側のタコメーターと右側の燃料計をそれぞれクロームのリングで囲い、それを真ん中に配した楕円形リングのスピードメーターでつなげて視認性を高めています。メーターにも遊び心を持たせるなんて、さすがは「アートの国」のクルマらしい発想です。

エアコンのスイッチやエンジンのスタートボタンがスッと手が届く位置にあって、初めて乗る人でも戸惑わずに操作できるのはうれしいですね。サイドブレーキも流行りの足踏み式やスイッチ式じゃなくて、昔ながらのレバー式というのがいいじゃないですか。

唯一気になるのはカード型キー。スマートな形でバックに入れても邪魔にならないのはいいのですが、見た目がチープなのが気になります。

パワートレインはインテンス、ゼン、アクティフが1.2Lの直4ターボに6速DCTの組み合わせ、S MTは0.9Lの直3ターボに5速MTの組み合わせ。ベーシックなアクティフにもESC(横滑り防止装置)やバックソナー、クルーズコントルールが付いています。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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