ルーテシアを選んで、「お目が高い!」と言われて女子力アップ!【夏江ちゃんの次のクルマ選び!! Vol.08】

ルーテシアのようなBセグメントのハッチバックはヨーロッパでは自動車メーカーの「看板モデル」なので、幅広いユーザーに受け入れられなければなりません。必然的に実用性重視でデザインも無難に…となるはずですが、ルノーは売れセンのクルマでも「守り」に入らず、コンセプトカーのデザインを取り入れるなど「攻め」の姿勢を貫いています。

これぐらいキャラクターが濃くないとデザインにうるさいパリジャン&パリジェンヌには受け入れられないということでしょうか。

ボディラインがグラマラスで、リヤドアのハンドルもデザインを崩さないために目立たなくするなどカッコよさを優先した結果、リアシートはボディサイズ(全幅1750㎜)の割にちょっとタイトな気がします。天井が低く、窓も小さいのでそう感じるのかな。

5人乗りだからファミリーでも使えるけれど、あくまで「フロントシートがメイン」と割り切っているように感じられます。

夏江的にカッコいいなと思ったのは「挿し色」の使い方ですね。ドアのモールやバンパーのガーニッシュ、ミラーをボディと同色にしないで、ブラックやグレー、メッキをアクセントに加えることで引き締まって見えます。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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