新型C-HRがターンパイクで見せた、パワーの「やはり」とドライビングの「なるほど」とは!?(その2)【等身大インプレ】

■下りでは、Bシフトでの「ワンペダルドライブ」が”なるほど”

更に下りでは、もうひとつ隠し味的なドライビングがありました。DシフトをBシフトに切り替えると、アクセルオフの回生ブレーキが強く効くために、フットブレーキに頼らなくてもコーナーを抜けていくことができるのです。

また軽くアクセルを踏めば回生を緩めてスピードアップできるので、ノートe-POWERのように「ワンペダルドライブ」的な走りを楽しめます。ちなみにモーター回生も効率が良いようで、駆動用バッテリーはターンパイクを下り切る前に満充電になりました。

ターンパイクでは、新型C-HRハイブリッドの優れた操縦性と安定性に加え、下りの「ワンペダルドライブ」的な走りという隠し味を確認することができました。

ただパワー面で見ると、上りでは2度の頭打ちを強いられるという厳しい結果となりました。それでは一般道の山坂道ではどうなるかが、大いに気になりますよネ。そこでターンパイクの後は、低速のワインディングが連続する箱根から芦ノ湖、御殿場に抜ける一般道で走りを試すことにしました。

(星崎 俊浩)

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