トヨタ自動車(以下トヨタ)が、9日に一般公開が始まったジュネーブモーターショーで、「アクティブリーン機構」を搭載した小型EVコンセプトモデル「 i-TRIL」をワールドプレミアしました。
コンセプトモデルの名称である「i」は私、「TRIL」はTRIple(3人)とLean(リーンテクノロジー)を合わせた造語で、デザインはフランス・ニースにあるトヨタの開発拠点ED2が担当。
ドア下辺がフロアレベルまで回り込んでおり、乗降時の足さばきが容易そうです。
同社は以前にも東京モーターショー2013で、旋回時の車体傾きを自動制御する「アクティブリーン機構」を採用した「 i-ROAD」を出展し、大きな話題を呼びました。
翌年にはフランスのグルノーブル市と共同で、同車を使ったカーシェアリングの実証実験を行うなど、世界に先駆けて新技術をアピール。
また2015年10月からは、カーシェアリング事業を手掛ける「タイムズ24」と共同で、パーソナルモビリティ・シェアリングの実証実験「Times Car PLUS×Ha:mo」を都内で運営するなど、「i-ROAD」を使ったカーシェアリングサービスを提供しています。