アウディの最新車種おすすめモデル・3台【2017年版】

昨年に行なわれた「A4」のフルモデルチェンジをきっかけに、アウディのラインナップは徐々に新世代への移行が進み、2017年にはそれらが日本への上陸が予定されています。その中から、注目の3台をご紹介いたします。

■Q5

2008年に日本での販売がスタートし、ミドルサイズSUVとして「BMW・X3」などと並んで人気を集めた「Q5」。昨年9月に行なわれたパリモーターショーにて2代目となる新型が初披露されました。

新型「Q5」は先にデビューした「A4」と同じく、高張力スチールとアムミニウム合金を組み合わせた新プラットフォーム「MLBevo」を採用したことで、ボディをわずかに拡大させつつ、最大で90kgの軽量化も達成したとのこと。

そのほかにも先進的なイメージを確固とする機能も新型の特徴。対向車や前走車を検知して照射範囲を細かく調整するマトリクスLEDヘッドライトや、速度計やナビゲーションなど多彩な情報をまとめて確認できる12.3インチの液晶メーターなどが惜しみなく搭載されています。

■A5クーペ

アウディは「A3セダン」「A4」「A6」「A8」とラインナップの本軸から一歩外れて「A5」「A7」といったクーペモデルを展開しています。「A5」はベースとなる「A4」のフルモデルチェンジを踏まえて登場は間近と目されていましたが、16年6月に新型が発表され、欧州では10月からデリバリーが始まっています。

新型ではフロントマスクを「A4」よりも明確に差別化し、シングルフレームグリルはよりワイドになり、ヘッドライトの形状も異なります。その一方で、マトリクスLEDやバーチャルコックピットなど機能は「A4」で採用された最新のものが惜しみなく搭載されています。

搭載するエンジンはガソリンとディーゼルを用意し、組み合わせるトランスミッションは6速MTと7速DCT。日本導入の仕様は不明ですが、一刻も早い上陸を期待したいところです。

■Q2

すでに「Q3」でコンパクトSUVの分野で存在感を示していますが、新モデル「Q2」を投入することで、その攻勢をさらに強めようとしています。

全長は4190mmと「Q3」よりもわずかに小さいものの、やや直線基調としたルーフラインや「Q2」独自のデザインを与えたシングルフレームグリルの採用で力強さがギュッと凝縮したスタイルを表現。また、内外装はユーザーの好みに応じたアレンジが可能とのこと。

(今 総一郎)