三菱自動車がSUV版の「ランエボ EV」を出展へ【北京国際モーターショー2018】

三菱自動車は昨年の東京モーターショーで、同社のブランド・メッセージ “Drive your Ambition” を体現した、SUV版の「ランエボ EV」とも言える「e-EVOLUTION CONCEPT」を公開しました。

フロントに1基、リヤに2基のモーターで構成するトリプルモーター方式の4WDシステムに、車両運動統合制御システム「S-AWC」(Super All Wheel Control)を適用。

車両中央フロア下に配置した大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーにより低重心化を図るなど、一般道や高速道路、ワインディングなど、様々な道路状況において、力強く滑らかで静かな走りを実現しています。

またAI(人工知能)システムがドライバーの運転技量を把握。独自のコーチング機能により運転技量を向上させるメニューを考え、音声対話や前面大型ディスプレイ表示を使ってアドバイスしてくれます。

三菱自動車は11日、北京で4月29日(日)から5月4日(金)にかけて一般公開される第15回北京国際モーターショーに「e-EVOLUTION CONCEPT」を出展すると発表。

SUV人気の高い中国において、広汽三菱汽車有限公司と共同でクルマづくりの方向性を提示。同社の強みであるSUVの新しい価値、EVの新しい価値、システムとしての新しい価値を訴求していく考えのようです。

Avanti Yasunori・画像:MITSUBISHI)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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