アウディA3/S3がマイナーチェンジで安全装備を充実し、渋滞追従運転も採用

ほかにも、車線維持のステアリング操作を助ける「アウディアクティブレーンアシスト」、車線変更時の危険を減らす「アウディサイドアシスト」、渋滞時のドライバーの負担を軽減する「トラフィックジャムアシスト」などの先進システムも選択できるようになります(2017年夏以降の販売モデルより「セーフティパッケージ」としてオプション設定)。

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パワートレーンでは、FFモデルは従来の1.4TFSIエンジン(122ps)と7速Sトロニックの組み合わせを踏襲。AWDのquattroモデルは、従来の1.8 TFSIからアウディ独自の新しい燃焼方式「Bサイクル」を採用した新エンジン(190ps)を発揮する2.0 TFSIが搭載されています。

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「Bサイクル」は、ミラーサイクルの一種といえる燃焼方式で、S4/S4アバントにもすでに採用されています。一般的なミラーサイクルエンジンでは、吸気時にバルブを通常のエンジンよりも早めに閉じることで空気量を下げて(圧縮行程前段階の)膨張比をアップさせ燃費効率を高めています。

一方のアウディではこれに、ターボによる過給システムと可変バルブタイミング機構を組み合わせ、圧縮比をさらに高く設定することで、高出力と高燃費を両立させた「Bサイクル」と呼ばれる独自の燃焼方式を開発。なお、「Bサイクル」の「B」は、発案者のDr.ラルフ ブダック氏のイニシャルから命名されたそう。

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アウディS3用の高性能版2.0 TFSIの最高出力を従来の285psから290psに引き上げるとともに、組み合わせるSトロニックトランスミッションも、従来の6速から7速化され、走りと燃費の向上が図られています。

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外観では、シングルフレームグリル、バンパー、ヘッドライト、リヤディフューザーなどのデザインが変更され、スポーティな印象を強調。ヘッドライトはバイキセノンが標準で、オプションでLEDヘッドライトを選択すると、リヤコンビネーションライトに「ダイナミックターンインディケーター」が組み込まれます。

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内装では、フルデジタルの多機能ディスプレイ「バーチャルコックピット」をアウディA3シリーズに初めて設定。MMIコントロールユニットも刷新され、操作性を向上。さらに、オプションのナビとの組み合わせで、「アウディ スマートフォンインターフェイス」が利用できるようになったことで、iPhone、Androidの両方のスマホに対応。

アウディA3スポーツバックの価格は、293万円〜429万円、S3スポーツバックは606万円。A3セダンは311万円〜447万円。S3セダンは624万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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