【ベントレー・コンチネンタルGT V8 Sコンバーチブル】冬支度の古都でオープンエア!いざ鎌倉へ

高級車といえば、『黒塗りの……』と修飾されるのが当たり前。しかし英国の名門、ベントレーでは、ポップでハッピーなボディカラーも豊富に揃えているのでした。今回はモナコイエローのコンチネンタルGT V8 Sコンバーチブルと、アップルグリーンのコンチネンタルGT スピード。2台の色鮮やかなエクスクルーシブカーに乗って、佐野真彩さんが向かった先とは……!?

モナコイエローのコンチネンタルGT V8 Sコンバーチブル(右)と、アップルグリーンのコンチネンタルGTスピード(左)の魅力を徹底紹介。アシスタントはタレントの佐野真彩チャンです。
モナコイエローのコンチネンタルGT V8 Sコンバーチブル(右)と、アップルグリーンのコンチネンタルGTスピード(左)の魅力を徹底紹介。アシスタントはタレントの佐野真彩チャンです。

創業者W.O.ベントレーの名を冠した、イギリスを代表する老舗高級車ブランドのベントレー。1919年のメーカー設立時から「良い車、速い車、クラス最高の車を作る」というポリシーを貫きながら、誇り高き英国クルー工場のクラフトマンが顧客のオーダーに基づき1台ずつハンドクラフトで造り上げ、世界中のセレブリティから絶大な信頼と支持を得ています。

スポーティさと優美さが融合したベントレーを象徴するモデルがクーペとコンバーチブル。シャープな表情のツインヘッドライトや威厳のあるマトリックスグリルなど、本物だけが醸し出す圧倒的なオーラは、歴史と文化に彩られた古都鎌倉で一際輝きを放ち、すれ違う対向車や歩行者から羨望の眼差しが注がれます。

注目を集めるのは2台のボディカラーにも理由がありそうです。高級車=モノトーンやダーク系のシックで落ち着いた色調という概念を覆すかのように、試乗車のコンバーチブルはモナコイエロー、GTスピードはアップルグリーンという、明るくヴィヴィッドなカラーリングが施されています。

コストや生産性ばかりを重視したマスプロダクトの既製品とは対極的に、熟練のクラフトマンが時間を掛けて手作業で造り上げるベントレーの各モデルは、顧客が豊富なサンプルの中から好みの素材やカラーリングを自由に選んで、唯一無二の車に仕立てることができます。スーツやシューズに例えると、顧客の体型や嗜好にフィットするように名門テーラーが仕立てるビスポークといった感覚に近いでしょうか。

コンバーチブルのボディカラーを例にとると、シルバー系だけで11色、レッドは19色も選択肢があります。これにソフトトップの色やホイールのサイズ、デザインを組み合わせられるので、バリエーションは無限に広がります。

エクステリアと同様にインテリアもシートやトリムに用いる素材の選定から、ステッチの色やデザイン、刺繍の有無、パネルやステアリングホイール、フロアマットとの組み合わせなど、自由自在にコーディネートできます。

ツインターボの6LW12&4LV8エンジンとフルタイム4WDが繰り出す圧倒的なパフォーマンスや、艶やかなスタイリングに加えて、世界で1台だけの車にカスタマイズする愉しみも兼ね備えた究極のGT(グランドツアラー)を駆り、日本の四季を堪能するドライブに出掛けてみてはいかがでしょうか?

アシスタントを務めるのはレースクイーン大賞&レースクイーンオブザイヤーの2冠に輝いたタレントの佐野真彩チャン。彼女のナビゲートでその魅力に迫ります。

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都内某所にある築100年の洋館前に佇むモナコイエローのコンチネンタルGT V8Sコンバーチブル。ソフトトップを閉じたシルエットもまた美しいです。スリーサイズは全長4820×全幅1945×全高1390㎜。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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