【フランクフルトモーターショー2017】新型ベントレー・コンチネンタルGTは635ps/900Nm、最高速度333km/hのドライバーズサルーン

英国のベントレーは高級車ブランドであり、時流に乗ってベンテイガというSUVも投入しています。しかし、元々はスポーツカーメーカーとして名をなしてきただけあって、ミュルザンヌなどのショーファー的なモデルであっても本質はドライバーズサルーンだったりします。

「フランクフルトモーターショー2017」で公開された新型ベントレー・コンチネンタルGTは、「究極のラグジュアリーグランドツアラー」を謳っています。2代目も十分に超高性能グランドツアラーを謳う資質を備えていましたが、新型はW12気筒の6.0L ツインターボがさらに強化され、2代目の590ps/720Nmから635ps/900Nmに引き上げられています。

これにより、0-100km/h加速は3.7秒(0-60mph加速は3.6秒)で、最高速度は333km/hに到達。なお、欧州値での航続距離は740kmに達するそうです。

技術面のトピックスも数多く、進化したアダプティブシャシーは48Vのシステムを採用し、路面状況を問わず優れた乗り心地と圧倒的なハンドリングを実現したそうです。さらに、ロールをコントロールすることで、快適性を確保したとしています。

外観はシャープなラインが特徴で、スポーティなテイストが印象的。内装はフルデジタル化されたコクピット的な仕上がりになっていて、もちろん高級かつモダンな仕上がりになっているのは写真からも伝わってきます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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