車名に使われている「BlueHDi」は、DPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)、AdBlue(アドブルー)式SCR(セレクティブ・キャタリティック・リダクション)を採用したPSAグループの最新ディーゼルエンジンの呼称で、「Blue」は環境性能の高さ、「HDi」は「High Pressure Direct Injection(高圧直接噴射)」の略。
アドブルー式SCRの排気後処理装置を採用することにより、大気汚染を引き起こす NOx(窒素酸化物)は90%、PM(粒子状物質)を99.9%除去。欧州の最新排気ガス基準であるEuro6(ユーロ6)、そして日本のポスト新長期規制に適合。なお、アドブルーのタンクは、荷室フロア下に配置されています。
今回試乗したのは、2.0Lの直列4気筒DOHCディーゼルターボを積む「508 SW GT BlueHDi」で、組み合わされるトランスミッションは6AT。車両本体価格は464万円となっています。