シートベルト警報装置の設置義務が後部座席にも拡大

国土交通省が、シートベルト未着用で走り続けた場合に警報音が鳴る「シートベルト・リマインダー」の全席装着を義務化する方針を固めたそうです。

Mercedes-Benz_E-Class

後部座席でシートベルトを着用せずに事故で死亡するケースが多いため、安全上の観点から後部座席についてもシートベルトの着用を義務付けており、高速道路で未着用が判明した場合、罰則で減点(-1点)を伴います。

ただ一般路の場合、口頭注意のみで罰則・罰金の設定が無いため、着用率が上がっていないのが実情のようです。

とはいえ、衝突事故が発生した場合、後席乗員のダメージは想像以上に大きく、窓が開いている場合、車外へ放出されるケースもあるといいます。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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