新聞報道によると、国交省は昨春、世界的な基準を定める国際会議で、乗用車の警報装置設置範囲を後部座席を含む全座席に拡大する規制を提案したそうです。
今年11月の国際会議で正式に採択され、早ければ2017年春にも保安基準が改定される見通しとか。
警察庁の統計では昨年、後部座席で事故に遭って亡くなった152人のうち、約7割の人がシートベルトを付けていなかったそうで、そのうち35人は車外に放出されていたそうです。
家族など後席乗員の安全を守るためにも、こうした装置の有無にかかわらず、ドライバーが率先してシートベルトの着用を促したいものです。
(Avanti Yasunori・画像:メルセデス・ベンツ)