シートベルト警報装置の設置義務が後部座席にも拡大

新聞報道によると、国交省は昨春、世界的な基準を定める国際会議で、乗用車の警報装置設置範囲を後部座席を含む全座席に拡大する規制を提案したそうです。

今年11月の国際会議で正式に採択され、早ければ2017年春にも保安基準が改定される見通しとか。

警察庁の統計では昨年、後部座席で事故に遭って亡くなった152人のうち、約7割の人がシートベルトを付けていなかったそうで、そのうち35人は車外に放出されていたそうです。

家族など後席乗員の安全を守るためにも、こうした装置の有無にかかわらず、ドライバーが率先してシートベルトの着用を促したいものです。

Avanti Yasunori・画像:メルセデス・ベンツ)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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