知らなかったでは済まされない。「不正改造車を排除する運動」が始まります

国土交通省が関係省庁や関係団体と連携、「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間(6月1~30日)が始まっています。

不正改造については、不適切なクリアレンズや、窓ガラスの着色、マフラーの切断や取り外し、基準外ウイングの取付、タイヤ&ホイールのはみ出しなどを指摘するパンフレットが作られていますが、ここに書かれていない内容であっても、ともかく保安基準を満たしていない状態で公道を走ることは、不正改造と見なされ、排除されてしまうということです。

具体的には、整備命令の発令、そして車両使用停止のような処分までありえるといいます。

 愛車のモディファイ、保安基準を守って、堂々と楽しみたいものです。

 ■国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000061.html

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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