このほか、約9kWのリチウムイオンバッテリーを車体後部に搭載。
外部からの充電が可能なPHV(プラグインハイブリッド車)となっているのが特徴で、水素の残量が減っても最大50kmのバッテリー走行を可能にするなど、水素ステーション数の少ない現状にも対応しているそうです。
水素と電気がフルの状態での航続距離は500km。
ダイムラーではFCVの他にも航続距離を500km程度まで伸ばしたEVや、コストアップを抑えたマイルドHVの製品群にも力を入れており、2017年以降に市販化を予定しているそうで、次世代環境車で先行するトヨタやホンダに対抗する構え。
このように、ダイムラーは電動車のラインナップを拡充することで、今後欧米で強化される環境規制に対応するとともに、市場をリードする考えのようです。
(Avanti Yasunori ・画像:Daimler)