6月は「違法マフラー取り締まり」強化月間!検査ポイントを細かく問い合わせてみた!〜排出ガス編〜

前回は違法マフラー取り締まりについて音量に関しての情報をまとめました。今回は排出ガス編。音量よりもややこしいですがチェックしておきましょう!

前回記事:6月は「違法マフラー取り締まり」強化月間!バイクの検査ポイントを細かく問い合わせてみた!〜排気音編〜

取り締まりで音量測定なら何をするか分かると思いますが、あまり聞いたことないのが排出ガスの取り締まりです。実はバイクの車検証を見てみると排出ガス規制がかかっているか、かかっていないかが記載されています。

最近のバイクには触媒がマフラーに付いていて、排気ガスの有害物質を化学変化で綺麗にして排出しています。

出典:AUTO STUDIO SKILL blog : バージョンアップ Vol 2!

触媒は排気抵抗になるからと言って外してしまう人もいるのですが、当然排気ガスの有害物質が増えてしまい、車検も通らないし取り締まりの対象になってしまうわけです。

また、コンピューターでセッティングを変更したりしても排出ガス規制をクリアできなくなる可能性があります。

今回のような取り締まりでは、排出ガスに関するチェックも行われます。ただし全ての取り締まり場所で行われるわけではありません。検査機器がある場所のみで、更に現場の係官が測定が必要だと判断した場合にだけ実施されるようです。

出典:開発の裏側 シャーシによる排ガス測定 – バイク用品・バイクパーツ | ヤマハ発動機グループ ワイズギア

街頭での測定ではアイドリング時の回転数で計測されます。アフターマーケットのマフラーで触媒ごと変更した場合は、触媒としての性能を証明するための書類が必要となります。