発売された当初は規制がなかった時代のバイクなので難しいところですが、この場合は純正マフラー推奨。
社外マフラーも可能ですが、現代のバイクと同じ騒音の基準で判断されます。旧車の場合、純正を維持するほうが難しい車種もあるのでかなり厳しいところですね…。
なお、次回解説する排出ガス規制の検査はありません(発売当初規制がなかったため)。
ちなみに、サイレンサー出口にボルトなどで装着されているバッフル(簡易消音器)も取り締まり対象です。これは、簡易的に取り外しができて爆音になってしまうため、信用性がないのでNGとのこと。
簡単には取り外しが不可能なリベット打ち込みなどで固定されているものなら取り締まり対象外となります。
オークションや知人から購入したマフラーを持ち込みでショップに取り付けてもらうこともあると思います。しかし、もしもそのマフラーが取り締まりの対象になるようなマフラーだった場合、取り付けを行ったショップも「不正改造のほう助」として取り締まりの対象になります。
大体のショップはそんな危ない橋を渡ってまで作業してくれませんが、お願いする時は一応頭に入れておきましょう。
今回まとめたのは排気音についてです。次回は排出ガス編です。こちらもかなりややこしいので、ぜひチェックしてください!
今回は取り締まり強化月間だからこそ特集していますが、これは6月が強化月間なだけで新しく何か変更というわけではありません。以前からこのルールでした。
これを機に愛車を一度万全な状態なのかチェックしてみましょう!
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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