ソフトバンクが自動運転サービス事業に進出! その理由とは?

日経新聞によると、「SBドライブ」では小型バスやトラックの自動運転技術の開発が中心になるようで、2018年を目処に制御装置を搭載したバスやトラックの販売、レンタルを目指す模様。

定期運行バスや配送などに使うトラックの方が、自家用車やタクシーよりも走行ルートが事前に決まるため自動運転の実用化に適していることや、人件費の占める割合が高く、運転手の高齢化、過疎化に悩むバス会社や地方自治体の需要を狙えることが背景にあるようです。

ソフトバンクでは子会社のヤフーと協力してスマホを使った送迎バスの予約や決済などの関連サービスも開発、自動車メーカーにも協力を働きかける予定とか。

今後、主力の携帯事業に次ぐ新たな事業の一つに位置付ける考えのようです。

もしかすると将来、「ペッパー」が運転するバスやトラックを街で見かけることになるかもしれませんね。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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