日産が高速道路での「自動運転」機能搭載車を年内に発売!

日産が取組む3領域の具体的な施策は以下となっています。

<日産インテリジェント・ドライビング>

NISSAN

・2020年までに欧州、米国、日本、中国向けの主要モデルに自動運転技術を搭載
・高速道路上の単一レーンで自動運転を可能にした最初のモデルを年内に国内で発売、来年には欧州向け「キャシュカイ」に同技術を採用
・年内に欧州の公道で自動運転のデモンストレーションを実施

<日産インテリジェント・パワー>

NISSAN

・EVの航続距離拡大に向け、バッテリーのエネルギー密度と性能を向上
・「ニッサンIDSコンセプト」には60kWhの大容量バッテリーを搭載
1回の充電で550kmの航続距離(NEDCモード)を実現
・充電時間の短縮やEVの可能性を広げるための革新的技術を開発

<日産インテリジェント・インテグレーション>

NISSAN

・道路、情報ネットワーク、電力網などの社会インフラとクルマを繋ぐことで、渋滞の緩和や効率的なカーシェアリング、遠隔操作によるクルマの新しい使い方やエネルギーマネージメントの効率化を実現
・日本、欧州、米国、メキシコ等の市場でEVの充電ネットワークを拡大

これまで同社が取組んで来た革新的な先進技術の数々がいよいよ市場へ投入される段階に達しているようで、その登場が待たれます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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